学童移転・改修プロジェクト 7 【工事記録3】
1月中旬までに9割以上の解体が完了しましたが、
同時に解体後の廃棄物が大量に出ました。

幸いにも学童支援員スタッフに産廃処理のプロがおり、
分別のアドバイス、またコンテナの手配などして頂き、
片付けてみると、トン袋4つが満タンになる廃棄物を、お父さんたちに運び出してもらいました。









同時に解体後の廃棄物が大量に出ました。


幸いにも学童支援員スタッフに産廃処理のプロがおり、
分別のアドバイス、またコンテナの手配などして頂き、
スムーズに対応していただくことが出来ました。


(さすがにこれは個人で用意できませんので、助かりました)
こちらも親方の予想では2日かかる作業だったのですが、1時間で終了させることが出来ました。
(親方は逆に困っていましたが・・・)
それでは、改修作業を覗いていきます。
まず、壊さずにそのまま使う壁の改装準備。
この壁は砂壁となっており、普通の改築なら壊すと思いますが、
資金面の問題があるのでそのままにします。
が、そのままではもろく子どもの生活には耐えられませんので、
砂壁を固める下地材を塗装していきます。

ただの白い塗料に見えるのですが、乾くとしっかり壁を固めます。
残した壁はほぼ4面なのですが、かなりの量になりました。
ここは手先が器用で集中力の高い、お母さんたちに一任しました。
次に柱の塗装作業を実施。(2度塗りの1回目)

粉じんの中での作業は無くなり、低学年の子ども達にも参加してもらいました。
手の届く範囲は子供にも参加してもらい、

高所は保護者に作業してもらいました。
後日、2度塗りを行います。

柱と壁をきれいにしただけで、かなり雰囲気が変わりました。
平日は、数少ないサポーターと保護者と親方で、作業を続けます。
外した天井に、新たな天井の枠を入れていきます。

こちらは廃材を利用した天井の基準を取り付けています。
ご覧の通り、元の平らな天井ではなくなります。
最下点が今までより20cmほど上がり、そこから屋根の形に倣った天井になります。
天井の基準が出来たら、枠を取り付けていきます。

(簡単そうに組んでいますが・・・)
そしてまた週末には、親方の組んだ天井をマネして、
保護者が組み上げていきます。

これが素人には2人がかりでも難しい!
長い木材を上で支え、下で位置を決めても、
木材が変形しでうまく合わせることが出来ませんでした。
しかし親方から「これがずれると、天井波打っちゃうよー」とプレッシャー


弱音を吐きたくなる、肩上げの辛さでした・・・
こうして、天井の枠が完成。

最後に、北と南の木材がクロスする、東西センターラインが「ど真ん中」に来るよう、
枠を天井の梁から吊り上げました。
このセンター交点は「絶対ずらしてはならない」と、親方。
(少し無理でした!)
これで、資材が無くても出来ることはほぼ終了。
その間、電気工事屋さんに配線作業を実施して頂くことが出来ました。
全てが直前の段取りですが、作業待ち時間をほぼ作らずに進み
これは運が良いのか、実力があるのか(無いですが)。
次回から資材が入り、細部の建築に入っていきます。

(↑チクチクして苦手です)
つづく